2017年9月16日土曜日

小編成チーム

初回から欠かさずプログラムに組み込んでいるサックスアンサンブルの王道・カルテット(四重奏)。
今回は編曲もの、ラヴェルの『トンボー・ド・クープラン』です。
『クープランの墓』の名で親しまれているこの曲、市販されている中村均一氏の編曲によりサックスカルテットでもしばしば演奏されます。
今回D-SAXでは、中村均一編のプレリュード、メヌエットに加え、メンバー三國可奈子のアレンジによるトッカータに挑戦します。
速いテンポ、音数の多さ、同音連打などなど、オリジナルであるピアノのレパートリーとしてもなかなかの難曲とされているこのトッカータ。
サックス4人でどのような音楽になるでしょうか!?
三國さんが苦労して産み出したアレンジにもご注目ください。


六重奏でお届けするのは、レスピーギ作曲『リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲』よりイタリアーナ、シチリアーナ、パッサカリア。
相愛大学音楽学部サクソフォンアンサンブル様のご厚意により、貴団体のアレンジ楽譜を演奏させていただきます。
20世紀を生きたレスピーギが、16〜17世紀の古い楽譜を発掘し、その要素を大切にしながらも現代の作品として昇華させたこの作品。
21世紀を迎えた今、D-SAXが渋谷のホールに響かせる音はいかに。


四重奏+ピアノをフィーチャーしてのピアソラ『アディオス ノニーノ & リベルタンゴ』は前半のトリを飾ります。
アルゼンチンの港町で生まれたタンゴ。酒場で踊る人々を酔わせてきたタンゴを、音楽として楽しむものへと独自の感覚で発展させ「タンゴの革命児」と呼ばれたアストル・ピアソラ。
情熱的でどこか陰を感じるアルゼンチンタンゴは、サクソフォンとの相性ピッタリ。
それを服部真理子のステップを踏むような軽やかで華やかなピアノが盛り上げます。
2人の男と3人の女が奏でるピアソラ、ご期待ください!



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 9/20(水)は渋谷へ!チケット好評発売中!!
ご予約やお問い合わせはこのページ右方のメッセージフォームや、D-SAXメールアドレスで承っております。
もちろん各メンバーに直接ご連絡くださってもOKです。
皆様のご来場、メンバー一同心よりお待ちしております!

D-SAX vol.9
〜14人のサクソフォ二ストと1人のピアニスト〜

2017年 9月20日 (水)
開演 19:00 (開場 18:30)

渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール (渋谷駅より徒歩5分) 

チケット料金(全席自由)
一般3000円 / 高校生以下1500円

【プログラム】
◆フランスルネッサンス舞曲集より / C.ジェルヴェーズ&P.アテニャン(arr.石森裕子)
◆リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲より / O.レスピーギ(arr.相愛大学音楽学部サクソフォンアンサンブル)
◆クープランの墓(クープラン時代の様式による追悼組曲)より / M.ラヴェル(arr.中村均一、三國可奈子)
◆アディオス・ノニーノ、リベルタンゴ/ A.ピアソラ(arr.笹尾淳一)
◆ラメントとロンド / P.サンカン(solo.石森裕子)
◆ジャズ組曲第2番(ステージオーケストラのための組曲) / D .ショスタコーヴィチ(arr.笹尾淳一)
◆サクソフォンアンサンブルとピアノのための『ダンスミュージックメドレー』/壹岐隆邦

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